整形外科
整形外科
「痛み」をあきらめない。
整形外科専門医がご自宅へ届ける、動ける喜びと穏やかな日常。
「腰や首が痛くて、トイレに行くのも大変」「骨折して退院したけれど、痛みのせいで動くのが怖い」「足のしびれで夜も眠れず、つらい」
住み慣れた家での療養生活において、生活の質(QOL)を大きく損ない、その人らしい生活(Unique)を奪ってしまう最大の壁。それは「身体の痛み」です。痛みを我慢していると、動くことがおっくうになり、筋力が低下して「寝たきり」へとつながる恐れがあります。また、痛みによるストレスは、認知症の症状を悪化させたり、不眠を引き起こしたりと、全身に悪影響を及ぼします。
「もう年だから痛いのは仕方ない」「家だから我慢するしかない」と諦める必要はありません。当院では、これまで基幹病院等で数多くの手術や治療に携わってきた「整形外科専門医」が診療にあたります。
専門外来で行われるような痛みのケアや骨折の管理を、皆さまの住み慣れたご自宅のベッドの上で提供いたします。
痛みを和らげ、笑顔を取り戻し、安全に自分らしく暮らすための「痛みに積極的にアプローチする、質の高い在宅医療」を、私たちが全力でサポートします。
一般的な内科中心の訪問診療では対応が難しい「高度な痛みのコントロール」や「骨折・創傷の管理」こそが、私たちの最大の強みです。
痛みを根本から和らげるには、原因となる神経を正確に見極める技術が必要です。当院では、最新のポータブルエコー(超音波診断装置)をご自宅へ持参します。
エコー画面で神経や血管の位置をリアルタイムで確認しながら行う「頚椎(首)や腰椎(腰)の神経根ブロック」は、当院ならではの高度な治療です。さらに、強い腰の痛みや下半身のしびれに対しては、「腰部硬膜外ブロック」や「仙骨部硬膜外ブロック」といった専門的な処置をご自宅のベッド上で安全に実施します。
ペインクリニック(痛みの専門外来)と同等の処置をご自宅で受けていただくことで、激しい痛みやしびれを緩和し、穏やかな時間を取り戻します。
家の中で転んでしまったとき、ご本人もご家族も「もしかして骨折したかも?」と真っ先に不安になるはずです。当院では、以下の3つの柱で骨折後の生活をバックアップします。
圧迫骨折の疼痛管理
痛みで通院が困難な「背骨の圧迫骨折」に対し、ご自宅でコルセットの選定や、ブロック注射、お薬の調整を行います。痛みを抑えて早期に起き上がれるようサポートし、寝たきりを防ぎます。
骨折に対する「シーネ固定」
転倒などによる手足のさまざまな部位の骨折に対し、その場でエコーを用いて診断を行い、添え木(シーネ)で迅速に固定します。
迅速な初期対応
「救急車を呼ぶほどではないけれど、痛くて動かせない」という時、いつものお部屋が、そのまま診療室に。迅速な初期対応と適切な処置をご自宅で行うことで、痛みや不安を抱える時間を1秒でも短くすることを目指しています。
骨粗鬆症治療
一度骨折した方は次の骨折リスクが高まります。定期的な採血で数値をチェックし、お一人おひとりに合った注射や内服薬で「折れにくい骨」を目指します。万が一転んだときでも重症化させないための大切な備えです。
寝たきり状態で生じる床ずれ(褥瘡)は、ご家族のガーゼ交換だけでは改善が難しいものです。放置すると感染症を引き起こし、命に関わることもあります。
当院では、整形外科医としての知見を活かし、ご自宅で「傷んだ組織を取り除く処置(デブリドマン)」や、専門的な軟膏の使い分けを行います。また、ベッドの配置やクッションの当て方(除圧)まで多職種で知恵を出し合い、改善へと導きます。
背骨(首・腰)の痛みやしびれ
頚椎症、腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛など。骨粗鬆症による「圧迫骨折」の激しい痛み。
関節の痛み
膝や股関節の痛みで歩くのが辛い。四十肩・五十肩、リウマチによる慢性的な痛み。
怪我・骨折後の療養
大腿骨などの手術後の継続的な管理。自宅で転倒した際の迅速な診断(エコー検査)。
その他のトラブル
重度の床ずれ、筋肉の急激な衰え(サルコペニア)、歩行への強い不安感。
病院の処置室で受けるような専門的なケアを、患者様が一番リラックスできる「ご自宅」という環境で提供します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ポータブルエコー検査 | 骨折の有無、靱帯の損傷、関節の状態をその場で診断。被曝もなく安全です。 |
| 高度なブロック注射 | エコー下で行う神経ブロックや関節内注射。痛みの原因に直接アプローチします。 |
| 薬の調整 | 強い慢性痛や、がんの転移による痛みに対し、内服薬や貼り薬を細やかに調整します。 |
| 創傷処置(床ずれ等) | 傷んだ組織の除去、適切な軟膏や被覆材(ドレッシング材)による治療。 |
痛みを和らげることは、あくまで「スタートライン」です。その先の「トイレまで歩きたい」「椅子に座ってご飯を食べたい」という願いを叶えるには、日々のリハビリテーションが欠かせません。
当院では、患者様が利用されている訪問リハビリテーション(理学療法士・作業療法士)や訪問看護師と、密に情報を共有します。
最適なリハビリテーション計画の作成
お身体の状態に基づき、リハビリテーションの進め方や負荷の調整について的確な助言を行います。
生活環境へのアドバイス
床ずれ(褥瘡)の予防や、安全な移乗(乗り移り)の方法など、ご本人の回復状況に合わせた具体的なケアプランをチームで練り上げます。
医師の診断とリハビリテーションの専門技術を掛け合わせることで、地域のケアチーム全体がひとつになり、あなたの「動ける喜び」を一緒に作っていきたいと考えています。
「痛い」と苦しむご家族の姿を見るのは、支える側にとっても辛いものです。
私たちが専門的なケアで痛みを和らげることは、ご本人の苦痛を取り除くだけでなく、「今夜はぐっすり眠ってくれた」「久しぶりに笑顔が見られた」という、ご家族自身の安らぎにもつながります。
痛みが落ち着き、ご本人が穏やかな表情を見せてくれる。その時間が、ご家族自身の安らぎにもつながると私たちは信じています。もちろん、ご自宅での療養中には、時に予期せぬ痛みの増悪が起こることもあります。当院は24時間365日の体制で待機しており、もしもの時も迷わず相談できる環境を整えています。
決してご家族だけで痛みの不安を抱え込まず、私たちにご相談ください。確かな技術と温かい心で、皆さまの「明日への活力」を全力でサポートいたします。
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